任天堂株価 押上げたのはアップル記事か
今週初めから任天堂株が3日連続値上がりしている。
理由は、「アップルは任天堂を買うべき」という記事のおかげだとか。
はたしてそうなのか。
年末商戦前までは、任天堂が目標とかかげた「Switchの今年度出荷台数2000万台」が不可能ではと思われるほど市場は弱気だった。
そのためか2018年頭には5万近くあった株価も年末には3万を切り、27000円台までつけていた。
しかし、今までが弱気だった分、もしかすれば達成可能でしかも上方修正があるかもしれないという雰囲気ができた可能性がある。
エース証券の安田氏は「Switch2000万台」は実現可能と予測。
任天堂が、それほど強くなかった英国でも「スマッシュブラザーズ」の好調に加え、「スーパーマリオブラザーズUデラックス」、「テイルズオブヴェスペリア」も年明けの好調が伝えられており、日米と同様に伸長したと見ている。
恐らく、第3四半期(累計)の販売台数(着荷)は1550~1600万台程度に達したと、エース経済研究所では予測しており、この水準は年間計画の
2000万台に十分到達可能な水準と言える。
http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/190116r7974.pdf
さらにWSJの記者も「十分射程範囲内」では?とコメントしている。
任天堂は今年度2000万台のSwitchを販売する目標を掲げています。当初アナリストは懐疑的でしたが最近では十分射程範囲内だという声が。強いと予想されていたスマブラが予想以上に強かったのもあり、第3四半期だけでも1000万台以上売ったのではという見方も。答え合わせ(決算発表)は31日です。 pic.twitter.com/lY1DZJHK8N
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) 2019年1月16日
実は、先ほどの「アップルに任天堂買収しろ」と書いたWSJの記事にも「Switchの販売台数は大変好調である」と書かれている。
17日現在、任天堂株価は33150円と最低価格から6000円戻した。
ネットで一部に人気のwSjの記者のいうように答えは31日(任天堂決算発表)となるが、はたして。