アイコン 追報:粉飾の(株)リファクトリィ(東京)/民事再生申請 「J.FERRY」ブランド

 

 

ドラマ衣装を提供している (株)リファクトリィ(東京都中央区銀座2-2-2、代表:田中一郎)は5月29日、申請処理を柴原多弁護士(電話03-6250-6200)ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請を行った。監督員には、川瀬庸爾弁護士(電話03-3597-0741)が選任されている。

債権者説明会は、6月3日13時30分から「TKPガーデンシティPREMIUM田町」(東京都港区)で開催予定。

負債額は約56億円。

スポンサード リンク

同社は平成4年7月設立の婦人服企画デザイン・製造販売会社。自社ブランド「J.FERRY」シリーズを持ち、銀座本店のほか、全国へ計32店舗展開、平成30年6月期の売上高は約44億円を計上していた。しかし、今年5月、長期にわたる粉飾決算が発覚、昨年6月期の44億円の売上高も実際は25億円だったことが判明、隠し負債も多額におよび自主再建の目処は立たず、今回の申請となった。

実際には2016年以降の売り上げ不振が続き、2018年6月期の年売上高は約25億6000万円にまで減少していた。こうしたなか、多額の簿外債務も重荷となり、自主再建を断念し、今回の措置となった。

 粉飾決算修正後の2018年6月期末時点における負債は約56億円。

 なお、債権者説明会は6月3日13時30分、TKPガーデンシティPREMIUM田町4階(東京都港区)で開催する予定。

 

 
[ 2019年5月30日 ]

 

 

 

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産