史上最低の投票率の県議会に相応しい長崎県政史上最悪最低の瀬川光之議長が誕生する。
4月7日に行われた長崎県議会選挙だが投票率は史上最低の44%だった。
史上最低の投票率でも5月13日(月)には県議会の議長・副議長が選出される。
2年前、長崎県議会は議長の椅子を巡って、自民党長崎県連が揉めに揉めて御家騒動が勃発、とうとう自民党長崎県連が分裂するという事態にまで発展している。
平成24年にも自民党長崎県連は3派に分かれて分派したこともあったが、前回の分派と今回の分裂に共通するのは二人の大物国会議員が県政・県議会に異常な執念と強い関与を示した結果である。
8年前(平成23年)、自民党内に自民党清風会(14人)を結成し、自民党を分派させた時も背後に二人の大物国会議員がいたことは誰でも知っている。
結果的に残った自民党議員6名(小林克敏・馬込彰・中山功・小森明人・宮内雪夫・野本三雄)は改革21と連立会派を結成して二人の国会議員の鼻を明かしてやったのは痛快だった。
そしてまた2年前(平成29年)、自民党長崎県連を分裂させたのも自民党清風会を名乗るグループ(瀬川光之一派)だった。
清風会と聞けば清々しい感じがするが、必ずしも清い風が吹いてるわけではない。
むしろ東京の方から吹いて来る饐えた臭いは清い風どころか、悪臭さえ漂わせている。
県政を私物化しようとしている二人の大物国会議員の走狗と言っても過言ではない。
その走狗集団ともいえる瀬川光之一派(14人)が、今回の議長選で改革21(9人)と野合の連立会派を組めば14人+9人で23人、共産党の堀江県議は「堀江ひとみ」に清き一票を投じ、一人会派の山田博司も議長選挙は蚊帳の外として、残り44票の過半数23でめでたく瀬川議長の誕生となる。
ただし、史上最低の投票率の県議会に相応しい長崎県政史上最悪最低の瀬川光之議長誕生ということになる。
さ~山田ゴン太退治も一段落したことでもあるし、あとは最後の県政大掃除である。