アイコン 韓国 日本の規制3品 すでに対策済みと さすが韓国

 

 

韓国の産業通商資源部は7月1日、日本政府が韓国への半導体材料の輸出規制強化を発表したことに関連し、このような事態に備え関連業界との共同での技術開発を通じ、半導体材料の国産化などを推進してきたと明らかにした。
国内関連業界との緊急懸案点検会議で説明した。

同部はこれまで関連業界と共同で、予想される日本の措置に対し、
▼輸入先の多角化
▼国内生産設備の拡充
▼技術開発による国産化
などを積極的に推進してきたと説明した。
 同部は重要な材料・装備・部品の供給安定化と技術力向上などのために「素材部品装備競争力強化対策」を早急に発表し、積極的に推進する予定だという。
 鄭升一産業通商資源部次官が、この日午後主宰した業界関係者を交えた会議にはサムスン電子、SKハイニックス、サムスンディスプレー、LGディスプレーなど半導体やディスプレーなどの関連8社と関連協会が参加した。

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3品目は、
フッ化ポリイミド(有機EL製造などに使用)、
レジスト(感光材/半導体基盤製造に使用)、
エッチングガス(高純度フッ化水素/半導体基盤洗浄剤として使用)
で、日本が世界の供給量の70~90%を生産しているという。

鄭氏は「産業通商資源部は半導体・ディスプレー業界と緊密な協議チャンネルを維持し、業界に否定的影響を最小化するため、官民の協力を通じて関連対応策を用意してきた」と話した。
以上、朝鮮日報参照

まるで、準備万端、事前から対策を練り、すでに対策を完了したかのような内容となっている。ならば韓国はあわてることはないだろう。
しかし、実際はほとんど対応できていない。韓国でもフッカ水素は製造されているが、半導体製造に必要な高純度のものは簡単に製造できるものではない。

文政権は、対策を講じてきたと国民を安心させるための方便だろう。

ただ、韓国は千歳一隅のチャンスかもしれない。これまで日本の最先端技術を盗んできたことは数々の裁判資料でも明らかだが、今回の分もすでに技術を盗み、盗んだとばれないようにオリジナル化を進め、それを開花させるときが来たのかもしれない。(SKのNAND技術・・・東芝から盗む/ポスコの電磁鋼板技術・・・日本製鉄から盗む・・・・)
日本が特許侵害だと訴えても、裁判で争っている長い間は、ほとんど対応できない。ましてや韓国で訴えても韓国人民裁判所(=大法院)が韓国に絶対有利な判決を下すことは世界中の先進国が知っていることでもある。
意外と今回の案件は、米国が中国に対して知財戦争を仕掛けていることとも共通点があるのかもしれない。

一度、日本はこうしたことを洗いなおすチャンスかもしれない。

 
[ 2019年7月 2日 ]

 

 

 

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