アイコン 「一成会」から9億円流用の「冠心会」シャネルおばさん遠藤容子理事ら3人逮捕

警視庁は10日、さいたま市の医療法人の口座から1億3000万円を不正に流用したとして業務上横領の疑いで、大崎病院東京ハートセンター(品川区)を運営する医療法人「冠心会」(同区/民事再生中)の元常務理事遠藤容子容疑者(63)、冠心会の元経理担当職員勅使河原大吾容疑者(47)と会社役員西沢昌弘容疑者(53)の3人を逮捕した。捜査関係者によると、不正流用の総額は9億円超という。

逮捕容疑では、遠藤容疑者がさいたま市の医療法人「一成会」(民事再生中)の理事だった2016年8月、理事会の承認を得ずに口座から1億3000万円を法人2社に送金し、着服したとされる。
警察は3人の認否を明らかにしていない。

 

「一成会」の経営権は、2016年3月、東京都千代田区の不動産会社が取得。その後、理事長に当時、「冠心会」理事長だった医師の遠藤容疑者の夫が兼任で就き、遠藤容疑者も理事に就任した。
警視庁は、「冠心会」と不動産会社は、取引関係があり、遠藤容疑者が「一成会」の経営権取得に関与したとみて調べる。
捜査関係者によると、遠藤容疑者は「一成会」の理事就任後、運営する病院や介護施設の今後の収入となる診療報酬を債権化(ファクタリング)して、数億円の資金を調達。資金繰りに行き詰まっていた「冠心会」に資金を移すなどしていたという。

「冠心会」は1994年に設立。運営する「大崎病院東京ハートセンター」は心臓の高度な医療技術を持つ病院として全国から患者を集めていた。
しかし、経営不振から「冠心会・大崎病院東京ハートセンター」は、2019年8月、負債額約42.6億円を抱え、民事再生法を申請して経営破綻した。

2019年4月、さいたま市の「ナトメック七里病院(現:さいたま記念病院)」と川口市の介護老人保健施設「かわぐちナーシングホーム」運営していた医療法人一成会(代表:遠藤真弘/遠藤容子容疑者の夫)は2019年4月24日、負債額約16億円を抱え、東京地裁へ民事再生の適用申請を行い経営破綻した。

遠藤容子容疑者は毎日異なるシャネルの服を着ていたとされ贅沢三昧だったとされている。民事再生や今回の裁判で個人財産に対して訴求するかはわからない。

 

[ 2020年11月11日 ]

 

 

 


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