12月29日、谷川弥一的「選挙対策委員会」という茶番!(その4)


男の顔は履歴書

谷川
(谷川弥一)

ひところ日本の国民的番組といえば水戸黄門があった。欲深い越後屋と権力を笠に着た悪代官から善良な百姓、町人が虐げられているところを格さん、助さんを伴ったご老公一行が懲らしめるという日本人が大好きな勧善懲悪のドラマ番組だった。

きょう、12月29日、自民党の国会議員で谷川建設の会長でもある谷川弥一が仕切る「選挙対策委員会・委員長・谷川弥一」が開かれて2022年2月の知事選に向けた意向調査を行い、17票対13票、何者かとも判らない元厚生労働省技官で医師の大石賢吾氏の推薦を決めた。

権力者である谷川弥一の意のままに操れる候補者だという理由だけで。

その後開かれた常任総務会では反対意見が相次いだが、谷川委員長が県議の「ごうまなみ」総務会長に総務会の打ち切りを指示、大石氏の推薦を強引に決めている。これに対して大石氏推薦に納得しない県議が続出し、総会は異様な雰囲気のまま閉会している。こんな調子では自民党は夏の参議院選挙も戦えないだろう。

その後、谷川弥一は「ごうまなみ」総務会長に現職の中村法道氏に知事選から降りるよう勧告してこいと指示を出しているようだが、正気の沙汰ではない。

まさに谷川弥一の傲慢というか谷川老人の暴走である。

きょうの選挙対策委員会が自民党県連破壊委員会だったことは衆目の一致するところであり、谷川弥一と水戸黄門に出てくる越後屋や悪代官と重なって見えたのは筆者だけであろうか。

越後屋、おぬしも悪よのう。同じ長崎に住みどんなもんを喰えばこんな性根が悪い越後屋になれるのか、騙されるな!

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インターネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次