谷川家、金子家、閨閥政治の闇!その3


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平成18年7月頃、A氏と待ち合わせていた旧県庁下の江戸町商店街の坂の途中にあるコーヒー喫茶に入ると、A氏は先に来ていて煙草を吹かしコーヒーを飲みながら待っていた。

A氏は私が席に着いてコーヒーを注文するのを待ちきれないようにして、こう話し出した。

「この前、電話で話した知事のチョメと谷菌の息子のチョメの話やけど、いまさっきさ、たまたま用事があって県庁の秘書室におったらさ、知事室は大事になっとったばい。谷菌が血相を変えて知事室に怒鳴り込んで来てさ、(かねこ~までは、あとは五島弁で야구사노오고나오、む즈めは~야구사노오고나오카이무스코오다시)と、もの凄い剣幕で知事室に入って行って知事ばチョメチョメつけとったばい。
谷菌がチョメル声は廊下まで聞こえとったけん、県庁のもんもみんなビックリしとったばい。

知事室の中までは見えんかったばってん、知事もそうとうチョメとったよ、谷菌にボソボソ、ポツポツって感じやったけど、話の中身までは聞こえんやった。

とにかく谷菌の剣幕は凄かった!

谷川

しかも五島弁やっけん、言ってるチョメはぜんぜん分らんかったばって、おまえんとこんチョメがどうたら、チョメがこうたらって言ってたとは分かった。

秘書課のもんもみんなビックリしとったばい。
私が、じゃあ、あのチョメの色々なチョメは真実だったんだね、と言うと、A氏は大きく頷いた。知事もチョメったやろう。今回のチョメでやっとチョメったと思ったら、親の谷菌がこれやもん。
そこで私が、じゃあ谷菌は何も知らんで二人のチョメを認めたとね、ってA氏に問うたら、「知っとったさ、知っとったけん、チョメさせとっとさ、そして今日のチョメも計画通りさ」と言葉を吐き捨て、忌々しそうな顔をし、手に持ってた煙草を灰皿に押し付けて火を消した。
私はあまりのことに言葉を失った。

そして一時してやっとA氏が言ってる意味を私は理解した。

ただ、もしそれが事実だとしたら人間として谷菌が許せなかった。
同じ子を持つ親としても許せなかった。

改めて谷菌という人間の性根の悪どさと、悍ましさと業の深さに、私は呆れるばかりだった。
長崎県が金子県政から谷菌県政に変わった瞬間だった。
谷川金子県政支配からの卒業!

インタネット長崎奉行・遠山金四郎こと中山洋次

 

[ 2022年1月30日 ]