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東京都などは、2020東京五輪で改築されている国立競技場を 中心とした神宮外苑一帯をスポーツの拠点として再開発するため、神宮球場を隣の秩父宮ラグビー場の土地に建て替えることなどを盛り込んだ新たな開発計画を まとめた。東京都は、神宮外苑一帯をスポーツの拠点として再開発する方針。

明治神宮外苑には、大正から昭和にかけ、神宮球場と秩父宮ラグビー場が整備されたが、いずれも老朽化が進んでいるため、東京都は球場を所有する明治神宮と、ラグビー場を所有する日本スポーツ振興センターなどと建て替えについて協議を進めてきた。
その結果、球場とラグビー場の土地を交換したうえで、2020年の大会終了後にそれぞれ建て替えることなどを盛り込んだ新たな開発計画がまとまり、1日、都庁に関係者が集まり、今後、具体的なスケジュールなどについて協議していくことを確認した。

計画では、ラグビー場を先に取り壊し、五輪開催中は国立競技場の駐車場などとして利用したあと、五輪の翌年以降、跡地に新球場を建設、完成するまでは現在の球場を利用する方向で検討しているという。

また、秩父宮ラグビー場は球場を取り壊したあとで整備することが検討されている。
さらに、新神宮球場と新秩父宮ラグビー場の間に新たなスポーツ施設を整備することも盛り込まれている。
東京都は、明治神宮外苑地区を20東京五輪の遺産として残す記念事業としている。

ただ、2019の秋にはラグビーワールドカップが日本で開催され、ラグビーの殿堂秩父宮ラグビー場が使えなくなる可能性がある。開催は2019年9月6日から10月20日が予定されている。
その後取り壊し、国立の駐車場として利用するのはかまわないだろうが心配だ。
新築建物の2つは国立に合わせ、カブト蟹方宇宙船基地仕様になるのだろうか。