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 (株)かりゆし(沖縄県那覇市、社長:當山智士)と大京穴吹不動産は、かりゆしコンドミニアムリゾート事業(※1)、および大京バケーションレンタル事業(※2)に関して、相互に協力し事業を推進していくために、「相互連携に関する覚書」を締結した。

 ※1:かりゆしコンドミニアムリゾート事業:ビル、マンション(1棟)、アパート、一戸建てのオーナーとかりゆしが販売受託契約を結び、空き家を旅行客に客室として販売する事業
 ※2:大京バケーションレンタル事業:分譲マンション(区分所有建物)のオーナーと大京穴吹不動産がサブリース契約を結び、空き家をホテルのような形態で賃貸する事業

■業務提携の目的
 かりゆしと大京穴吹不動産は、沖縄県の観光政策において新しい産業を組成普及していくことを目的として連携する。
 具体的には、かりゆしは、ビル、マンション(1棟)、アパート、一戸建てなどの空き家でコンドミニアムリゾート事業を行い、大京穴吹不動産は、分譲マンションの空室住戸を中心にバケーションレンタル事業を行う。
両社は、対象とする住宅の種類をすみ分けて事業を推進することにより、沖縄県全体の空き家の有効活用と観光需要の促進に貢献する。
また、実務面においては、かりゆしは、ホテル運営のノウハウを、大京穴吹不動産は住宅設備機器改修などのノウハウを提供し、相互に補完するもとで事業を迅速かつ効率的に展開する。

■業務提携の概要
 (1)大京バケーションレンタル事業の推進
  ・かりゆしグループが運営する「暮らす旅」サイト内に、かりゆしコンドミニアムリゾート事業、および大京バケーションレンタル事業に供する「長期滞在型施設」運営のため、集客サイトを立ち上げるほか、ホテル運営のノウハウを提供する。
 ・かりゆしは、大京バケーションレンタル事業に供する空室住戸の仕入活動を支援する。 

(2)かりゆしコンドミニアムリゾート事業の推進
  ・大京穴吹不動産は、住宅設備機器の維持管理や省エネ関連のノウハウを提供する。

(3)かりゆしおよび大京穴吹不動産の相互協力体制の確立
  ・フロントオペレーション、リネン、クリーニング業務等の相互協力を進める。

(4)行政対応に関する協業
  ・国家戦略特区の沖縄県内認定事業開始のための連携を行う。 

(5)将来事業に対する協力体制の構築
  ・かりゆしおよび大京穴吹不動産が考える「長期滞在施設」のための予約ポータルサイトの共同運営に向けた準備を開始する。

■今後の展望
 今後、かりゆしと大京穴吹不動産で沖縄県の空き家ビジネスを推進し、かりゆしコンドミニアムリゾート事業と大京バケーションレンタル事業を普及していくことにより、長期滞在観光客を増加させ、2020年までにかりゆしコンドミニアムリゾート事業で1,000室、大京バケーションレンタル事業で300室の普及を目指す。

以上、
こうした事業は、米国では20年前からあり、富裕層の別荘などを不使用の期間を借り上げ、客に貸し出す事業を世界展開しているが、日本ではなかなか事業拡大されない。富裕層は金持ち、人に貸し出すなど発想がないためだろう。
こうしたことから、日本ではリゾート型マンションなどが売れず、こうした利用もなく、廃ビルになった物件も廃れたリゾート地には多い。
沖縄では、今や中国や韓国からのリゾート客が大勢押し寄せており、こうした利用はリゾート地ならば大成功することだろう。中国のリゾート地と化かした韓国・済州島は、今や中国資本により大開発がいくつも計画されている。
中国のリゾート地はベトナムに近い海南島だが、開発し尽くされ不動産が高騰してしまっている。観光客はピンからキリまでだが、やはり、中国人がほとんど。
沖縄は、米軍の関係もあり多くの外国人たちが暮らし、いろいろな文化が融合している。台湾にも中国にも近い。