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太陽光発 電システム販売施工のジェネシスエンジニアリング(株)(大阪市北区東天満1-10-14MF南森町2ビル3階、代表高木隆氏、従業員14名)は7月15 日事業停止、事後処理を蜷川敦之弁護士(電話06-6202-3355)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約4億円。

同社は、マンションやビル、工場などを対象に太陽光発電システムの販売施工を行っていたが、政府は原発稼動を最優先させることから、邪魔になるソーラー発電の電力の買取価格を減額させ、急速に太陽光発電ブームが過ぎ去った。

同社は受注不振に陥り今回の事態に至った。2014年3月期には16億円の売上高を計上していた。原発は全国で現在九電が2基稼動させているだけだが、一番需要が高まる今夏場についても、全国で余裕の発電量があり節電要請はしない。原油価格は低下したまま上がる気配はないが、原発を稼動させていくことから、ますます発電キャパは大きくなる。当然、発電コストが安くても火力発電量を減らしていく。そうしたことから、国民が負担する太陽光発電であっても、国や電力会社にとって邪魔だけの存在になる。