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国交省武雄河川事務所は午前8時に佐賀県内を流れる牛津川が多久市東多久町納所の右岸と小城市小城町池上の左岸でそれぞれ水が堤防を越え、氾濫したと発表した。

国交省武雄河川事務所は午前8時20分、佐賀県伊万里市を流れる松浦川が伊万里市松浦町桃ノ川の右岸で水が堤防を越え、氾濫したと発表した。
 
8月28日(水)5時50分に、福岡県、佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発表された。最大級の警戒をして、命を守る最善の行動をとること。
 大雨特別警報の発表されている地域は、福岡県筑後地方、佐賀県、長崎県北部・上五島。
 九州北部で未明から猛烈な雨が降っている。この大雨によりすでに災害が発生している可能性が高い状況。
北部九州では、今後も明日にかけ200ミリ(20センチ)の降水量が予想されている。

<浸水や川の氾濫、土砂災害に厳重警戒>
 特に28日(水)の昼過ぎにかけて、九州北部から中国地方を活発な雨雲が次々に通過する予想で、線状降水帯が形成され、1時間に80mm以上の猛烈な雨が降るおそれがある。

 多発的な土砂災害や、河川の氾濫、家屋の浸水など大きな災害につながるおそれがあるため、厳重な警戒が必要。

 避難行動そのものが危険になっているところでは、室内のできるだけ安全な場所に移動するなど、最大限の警戒を行うこと。
また、避難をする場合も、急な斜面や増水した川の近くを通ることは避けること。

<特別警報は警戒レベル5相当>
 「特別警報」は、「警報」の発表基準をはるかに超える数十年に一度の大災害が起こると予想される場合に発表され、対象地域の住民の方々に対して最大限の警戒を呼びかけるもの。

雨雲の動きは気象庁のHPを
https://www.jma.go.jp/jp/highresorad/

北部九州は、西側で次から次に新たな大雨の区域が現れ、東へ移動、線状降水帯を形成している。

↓28日09時の気象衛星画像
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