ソニーは1000億円投資し、イメージセンサーと呼ばれる画像用CMOS半導体を生産する新工場を長崎県に建設する検討を進めている。
CMOS半導体は、スマートフォンのカメラなどに使われる。スマホに複数のカメラが搭載され始め、需要が拡大していることに対応する。新工場は2021年度以降に稼働する見通し。
画像用半導体の売上高でソニーは世界シェア5割。生産能力を増強し、25年度までにシェアを6割に引き上げたい考え。
ソニーは現在、熊本、長崎、大分、山形の4県でCMOS半導体を製造しており、月間生産能力(300ミリウエハー換算)は10万枚程度。
既に長崎県諫早市にある工場の隣接地を取得しており、新工場の建設用地とみられる。