アイコン ボーイング767-300型機 福岡空港 離陸直後火を吹く 爆発音 片肺飛行で無事着陸

Posted:[ 2019年12月20日 ]



福岡発羽田行きの全日空246便ボーイング767-300型機(中型機)が19日9時50分過ぎ、離陸直後にエンジンから出火するトラブルが発生、福岡空港に引き返して緊急着陸した。

このトラブルで、右側のエンジンで火災が発生したことを示す警告が出て、パイロットが消火装置を作動させた。

このトラブルで操縦室では、右側のエンジンの排気ガスの温度の上昇を示す表示が出たことに加え、エンジン内で火災が発生したことを示す警告が出ていたことが全日空などの調査でわかった。

このためパイロットは、すぐに右側エンジンを止めて引き返すことを決め、エンジンに備え付けられた消火装置を作動させたという。

乗客乗員278人にけが人などなかった。

国交省や全日空が引き続き当時の詳しい状況や原因を調べている。



目撃者や搭乗客によると、爆発音がし、火が出、黒煙が出たという。

以上、

 

767型機のエンジントラブルによる事故例は少なく、全日空はゼネラル・エレクトリックCF6-80シリーズのエンジンを搭載している。

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最近の事故例では、2016年10月28日、アメリカン航空383便エンジン故障事故があった。シカゴ・オヘア空港発マイアミ空港行きの定期便だったアメリカン航空383便(ボーイング767-323ER)が滑走路を離陸中に、右エンジンが故障し火災が発生、パイロットは離陸を中断し、乗客全員を避難させた。20人が負傷し、航空機はひどい損傷を受けた。

ただ、B767型機は老朽化機種であり全日空では787型機へ順次移行させている。

 


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