福岡発羽田行きの全日空246便ボーイング767-300型機(中型機)が19日9時50分過ぎ、離陸直後にエンジンから出火するトラブルが発生、福岡空港に引き返して緊急着陸した。
このトラブルで、右側のエンジンで火災が発生したことを示す警告が出て、パイロットが消火装置を作動させた。
このトラブルで操縦室では、右側のエンジンの排気ガスの温度の上昇を示す表示が出たことに加え、エンジン内で火災が発生したことを示す警告が出ていたことが全日空などの調査でわかった。
このためパイロットは、すぐに右側エンジンを止めて引き返すことを決め、エンジンに備え付けられた消火装置を作動させたという。
乗客乗員278人にけが人などなかった。
国交省や全日空が引き続き当時の詳しい状況や原因を調べている。