アイコン 武漢の新型コロナウイルス感染拡大で海外渡航規制実施 感染者222人に拡大

Posted:[ 2020年1月21日 ]



湖北省武漢市で発生し、中国各地の当局によれば20日に累計患者数が220人を超えた新型肺炎について、中国外交部の耿爽報道官は20日の記者会見で、武漢市政府は感染拡大を阻止するために、武漢市住人が海外に出たり、武漢市を離れることを管理規制していると述べた。

武漢市政府は20日、同市内での患者数が136人増えて198人になったと発表した。北京市で5人、深セン市を含む広東省で14人、上海で1人の計218人の感染が確認され、四川省、雲南省、広西チワン族自治区、山東省などで疑い例が出ている。

また、同時点までで日本で1人、タイで2人、韓国で1人の感染/発症が確認されたが、中国以外での発症者はいずれも武漢からやってきた中国人。

武漢市などでは21日朝までに、同肺炎にかかった4人が死亡、25人は退院、入院治療中の患者は169人、うち重症は34人、危篤状態が9人という、残りは状態不明。

習近平国家主席も「全力で感染防止に取り組まなければならない」と述べ、感染拡大を阻止するよう重要指示を出した。



日本の現地調査の報道によると、発生源とされる海鮮市場(海産物のほか畜産物も販売)は封鎖され、店舗は閉鎖されているが、裏ではいくらでも販売していると店舗主が取材に答えている。

アフリカ豚コレラ感染豚の死骸も放置されている。地方政府当局が感染豚と認めれば中央政府の命により農家に補償する必要があり、地方政府は過去のでたらめ投資で厳しい財政を抱え当局が認めず、農家が空き地に死骸を放置しているのが現状の中国。

初期対応がすでに後手後手になっている。

発表も10日以上されず、いきなり大幅増となっている。ネットでも当初の59人のままの報告しか先週までなく、海外で感染者が見つかりおかしいと掲載されるものの、すぐ当局により消され、いたちごっこになっていた。

やっと、感染拡大数を出してきたが、次第に高熱を出す風邪症状で、風と診断されている人たちも多く、なかなか直らないため、あちこちの病院に診察を受けている感染者も多い。

中国では、人から人への感染も初めて明らかにしている。

 

感染の症状は、当初風邪に似ているが、熱がだんだん上がり40度以上になり、病院で処方された風邪薬や注射では効かず、ワクチンもなく、自らの免疫力で直すしかない。

 


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