国交省が発表した2019年通年の新設住宅着工戸数は、持家及び分譲住宅は増加したものの、貸家が減少し続けているため、全体で減少となった。
1、総戸数
新設住宅着工戸数は前年比▲4.0%減の905,123戸で、3年連続の減少となった。
新設住宅着工床面積は前年比▲0.6%減の74,876千㎡で3年連続減。
2、利用関係別戸数
(1)持家(注文住宅)
持家は前年比1.9%増の288,738戸で3年ぶり増加した。
(2)貸家(貸家+アパート+賃貸マンション)
貸家は前年比▲13.7%減の342,289戸で2年連続の減少となった
(3)分譲マンションは前年比6.6%増の117,803戸で昨年の減少から再び増加となった。
(4)戸建分譲住宅は前年比3.6%増の147,522戸で4年連続の増加となった。