大塚家具は、ドイツを代表する高級家具ブランド「ROLF BENZ(ロルフベンツ)」の世界初のフラッグシップショップ「ROLF BENZ TOKYO」を25日に青山にオープンした。
大塚家具は、日本正規代理店として20年以上にわたり取扱っている。
ロルフベンツは、1964年に南ドイツ、ナーゴルト市でロルフ・ベンツ氏により設立。世界で初めてのコーナーソファを発表したことで注目を集め、その後もその時代のライフスタイルに沿ったタイムレスなデザイン、最高の快適性と「Made in Germany」の最高品質の家具を提供するドイツを代表する高級家具ブランドとなっている。
価値あるものを世界から厳選して届ける大塚家具では、こうしたロルフベンツのビジョンと先進的なデザイン、技術力とクラフトマンシップに裏打ちされた最高の快適性を高く評価し、1996年より20年以上にわたり、日本における独占販売権を持つ正規販売店として取扱い、その魅力を多くのセレブリティに届けてきた。
この度の「ROLF BENZ TOKYO(ロルフベンツ東京)」は、大塚家具としての新たなブランド戦略として展開する店舗であり、ロルフベンツがライフスタイルブランドとしてさらに飛躍するために、昨年、世界市場に向けて発表した「グローバル・フラッグシップ・デザイン」による、世界で初めてのロルフベンツ公式認定フラッグシップショップ。
店舗デザインは、ロルフベンツの最新モデル「VOLO」のデザイナー「labsdesign」が手掛け、ロルフベンツの完全デザイン監修のもと、最新の世界観を演出している。
さらに、日本初登場となる最新コレクションをいち早く体感できる。
個々のニーズに合った最高のインテリアソリューションを提供する店舗にする。
東京・青山に誕生した新しいインテリアトレンド発信拠点になる。
<店舗概要>
名称:ROLF BENZ TOKYO(ロルフベンツ東京)
オープン:2020年1月25日(土)
所在地:東京都港区南青山六丁目4番6号 Almost Blue A棟(表参道駅近し)
営業時間:11:00~19:00まで、定休日:水曜日(祝日は除く)
売場面積:約370m2
以上、
大塚家具は、大衆家具のIKEAやニトリと競争しようとしたところに娘社長の失敗がある。アベノミクスで企業の経営陣は富裕層に仲間入り、新興企業も含めて拡大し、億ションがバカ売れする時代、当然、家具も洗練されたものを置く。大塚家具の娘社長は立つ位置を間違えたのだろう。投機筋の外野席の株主を利用したものの経済や市場を見誤った。
イタリア高級家具のカッシーナ社(日本へ輸入して販売)は8年間売上高を上昇させ続けている。一方、大塚家具は見てのとおり。
ヤマダ電機も小堀住建(現ヤマダホーム)をまだモノにできず悪戦苦闘しているが、大塚家具をどう料理するのだろうか。別注で高級ソファーに内蔵された立体音響システムとか?面白いのでは・・・。
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カッシーナ社
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大塚家具
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連結
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百万円
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前年比
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百万円
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前年比
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2010年期
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5,373
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56,912
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2011年期
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5,308
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-1.2%
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54,366
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-4.5%
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2012年期
|
5,313
|
0.1%
|
54,520
|
0.3%
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2013年期
|
6,257
|
17.8%
|
56,230
|
3.1%
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2014年期
|
7,609
|
21.6%
|
55,501
|
-1.3%
|
2015年期
|
10,027
|
31.8%
|
58,004
|
4.5%
|
2016年期
|
10,107
|
0.8%
|
46,307
|
-20.2%
|
2017年期
|
11,642
|
15.2%
|
41,079
|
-11.3%
|
2018年期
|
12,435
|
6.8%
|
37,388
|
-9.0%
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2019年期
|
12,700
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予想
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4月に変更
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2020年期
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44,200
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予想
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・決算は両社とも12月、但し大塚家具は20年は4月
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・カッシーナはイタリア・ミラノ高級家具で、日本での輸入販売会社、椅子やソファーに特化して展開。
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