感染者数の増加数は減少傾向にあるが、重症者の増加数は高止まりしている。日本のクルーズ船でも4人の重症者(うち日本人3人)が発生している。
タイや中国では臨床的なHIV治療薬や抗ウイルス剤と風邪などの治療薬を併用して重症者が改善した報告がなされているが、日本の医師は本人や家族の同意がなければ行わないだろう。
中国は10日と12日の2日間での増加率を掲載したが、まだ省によって10%以上増加するなど猛威を振るっているところもある。
今回の新型のコロナウイルスは異常に感染力が強く、日本の厚労省はSARSの教訓がまったく生かされず、チャーター機帰国の陰性者を一時隔離せず、理由はともあれ自宅に帰しており、今般当該者の感染が判明、逆に家族を危機に陥らせ、地域住民にも脅威となっている。厚労省は、当初、検査拒否者まで出すなど後手後手、自らの首を絞めている。
現在のクルーズ船が思いやられる。最悪3711人の全員が感染してしまう可能性すらある。