アイコン 中国 狭い空間ではエアロゾル感染認める

Posted:[ 2020年2月20日 ]



中国当局は、武漢コロナウイルスについて、当初、ヒトーヒト感染はないと発表、そして感染拡大を食い止められず、ヒトーヒト感染を認めた。

中国の国家衛生健康委員会は19日、エアロゾル(空気中に漂う固体や液体微粒子)を通じて新型コロナウイルス感染症(コロナ19)に感染する可能性を初めて認めた。

当局がこの日発表した第6次「新型コロナ肺炎診療方案」で、「相対的に閉鎖された環境の中に長期間さらされた場合、エアロゾル感染の可能性もある」と明示した。委員会はこれまで感染経路として、飛沫による呼吸器感染や濃厚接触を通した感染など2つを挙げていた。
2月8日、上海市民政局の曽群副局長がコロナウイルスがエアロゾルを通じても感染しうると発表した時も、委員会は「証拠が確かではない」とし否定していた。
だが、この日の発表を通じて、中国当局が、コロナウイルスがエアロゾルの形でトイレの下水道を経て伝播する可能性があるという専門家の警告を公式に認める形となった。



ただ、委員会は閉鎖された空間および長時間露出という具体的な条件を付けた。

飛沫を通した感染は、ウイルスが含まれた飛沫が2メートル範囲内にいる相手の呼吸器を通じて、あるいは手について目・鼻・口などを通して流入する感染。

反面、エアロゾルを通した伝播は、たとえば用便に含まれたウイルスが便器から流され、ウイルスが含まれたエアロゾルの形で排水口等を通して、別の世帯に広がること。2003年、香港のあるアパートで321人が重症急性呼吸器症候群(SARS)に罹患したが、原因は便器と排水口を通したウイルスのエアロゾル感染ではないかとみられていた。
以上、

教会等狭い建屋空間では、空調機により空気調整されており、感染者の飛沫が空気の対流に乗り、室内の遠くへ浮遊する可能性は当然考えられる。
韓国の教会では、1人の感染信者からほかの信者14人が感染しているが、そうしたエアロゾルも考えられよう。

韓国の体育館でのバドミントンの国際競技会で、日本選手の攻撃場面で必ず空調機が作動しシャトルに影響し、日本人選手は予想通りの攻撃ができなかったことがある。そのように微妙な空調でもシャトルには影響する。韓国のインチキは今に始まったものではないが、飛まつならばなおさら影響する。

日本の便器の場合は、感染者が使用した後の便座にウイルスが付着している懸念があり、共用の便座は、丁寧にアルコール消毒すれば問題ないと見られる。長居は禁物。

それに韓国MERSコロナウイルスでは、感染者が入院していた病院の空調ダクトにウイルスが1ヶ月ほど生きていたことが判明していたが、その空調噴出口からエアロゾルになって隔離階層が異なる階層の入院患者に感染した可能性が示されていた。

 

 


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