日本の証券市場は年金投資機構と日銀が膨大な資金を投下して買い支えているが、新コロナウイルス爆弾による投売りに抗すことは出来ず、結果、このまま株価が戻らなければ巨額損を計上することになる。
当然、両者は損失を抑えるために、また日本企業の業績悪化を防止するために、さらに巨額を買い込み、株価を上昇に導くことだろうが、下手すれば、米ハゲタカヘッジファンドの食い物にされるおそれがある。(米国の議員たちに圧力をかけ、日本の年金を株式市場に誘い入れたのは米国のヘッジファンド軍団にほかならない。その手先が減らず口の竹中半平太)
株価の下落は、年金機構が年金基金の半分を投資する日本と海外の株式市場で同時に発生しており、このままでは巨額損は避けられないものになる。
日銀も(財団ならば本来)倒産する可能性もあるが・・・。
年金投資機構は庶民が預けたお金を国会で決めたとはいえ、株式市場で面白おかしゅう投資しており、基金のお金がなくなるまで倒産しない。
年金基金の総運用額は168.9兆円、2019年度の第3四半期までの収益額は9.4兆円。
4~12月(第3四半期までの累積)の国内株式の運用利益率は9.62%、海外株式は11.27%と大儲け中。
運用資金の国内株式投資は25%、海外株式投資も25%となっている。
以前あった国会で決定した4大投資先(国内債権、国内株式、海外債券、海外株式)のそれぞれの投資残高の表記がHPでなくなっている。
年金様も日銀様も、日本の最高峰の投資頭脳集団、大儲けしておられますように。