アイコン 投稿 桑田硝子破綻について②

タイトル = A○Cとト○テム 
投稿者 = 匿名

この2社が、共同で窓事業をすると発表されましたが、桑田硝子の処理と関係ないとは思えないのですが。というのは、A○Cの債権残高が、取引量に対して、異常に小さ過ぎます。
ト○テムの支援ストーリーに事前に絡んでいたと思われても仕方が無い。桑田硝子は、いずれト○テム系の名前に社名変更し、両社の窓事業の流通として活用するのでしょう。

以上のメールがJC-NETに投稿されてきましたが、前回記載したように、桑田硝子が破綻前から、破綻後の支援をトステムは検討していたことだけは間違いないと思われます。トステムと一番かかわりを持つのは硝子工事、旭硝子の完全子会社A○C(=AGCグラスプロダクツ49百万円+ AGCファブリック1百万円、AGC硝子建材エンジニアリング22百万円の合計債権額約72百万円+旭硝子12百万円)が当然具体的再建案にも登場してきましょう。
今後桑田硝子には、スポンサーとなるトステム(一応すべての建材+住設機器も持っている)が、アルミサッシや鋼製建具などを納めるとともに、落ち着いたら外壁材のタイルや住設危機においてイナックスを参入させてくるものと思われます。
また、投稿者のご指摘のようにトステムのサッシの窓ガラスは、住戸用にしてもビル物にしても旭硝子が筆頭になることが当然予想されます。
桑田硝子に焦げ付いた三菱グループと住生活(トステム+イナックス)グループの関係は前回記載しましたが、旭硝子は、昔から列記とした三菱グループであり、今回はトステムを核として三菱グループとして事前に話し合いがもたれていた可能性が高いと思われます。

桑田硝子の再建は、まず本業であるサッシ硝子工事を軌道に乗せることであり、トステム及び旭硝子にメリットが生じます。樹脂系硝子は三菱・・に任せるということになっていましょうが、一部伝票通しの取引が行われ三菱・・に対して救済策が取られる可能性もあります。
そうした関係の責任がスポンサーとなったトステムに生じ、今後の桑田硝子はトステム主導で運営されることになります。何れオーナーの桑田正三郎氏も用済みとなりましょう・・・。その時には社名もご指摘の通り変わる確率100%と思われます。
以上、トステムを核とする三菱関係社グループで、事前に話し合いが持たれていたと見ること方が自然だと思います。
ところで、蚊帳の外は、焦げ付いた日本板硝子・セントラル硝子・電気硝子・三協立山・YKK-ap・住友ベークライト・日本アルミなど、大口債権者であっても当該3社(住生活トステム+旭硝子+三菱樹脂等三菱グループ)と競合する納材メーカーは今後とも蚊帳の外と思わます。こうした債権者から異論が発せられる可能性もありますが、大手の場合お互い様として、取引を目先少しでもして頂戴タイプで終わりましょう。

当該3社の桑田硝子に対する最大の魅力は、金の成る木である1500社に及ぶ取引先と言えます。住生活が持つ商材を最大限投入できる可能性を持つからです。

こうした計画倒産とも取られる破綻のさせ方は、民事再生法の施行時にはありませんでしたが、その後何でもありになり、スポンサー型・分離型・消滅型など法的に認められているようです。
追、旭硝子関係の債権が少なすぎるとのご指摘は、判然としません。
取引現場によりどっかの会社が一枚噛んでいる可能性や破綻前に桑田硝子が回収してきた受取手形または現金を回収したとか、はたまた債権譲渡契約を書かせたとか・・・全く不明です。

以上推論の域を脱しませんが、当HPはトステム関係者の方も見られており、違ったらご指摘いただきたいものであります。
 

[ 2010年4月21日 ]
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