アイコン 関口精機(株)/民事再生

自動車部品製造の関口精機(株)(群馬県伊勢崎市市場町2-1008、代表:志村光久)は6月17日民事再生法の適用の申請をした。申請代理人は吉岡桂輔弁護士(電話03-3519-4100)。負債総額は約40億円が見込まれている。

同社は自動車のサスペンション部品などを主力に製造していたが、メーカーの下請けいじめに赤字転落、リストラして再起はかるもリーマンショックで受注減、行き詰った。
いじめていたのは本田技研工業。本田はいじめる前に同社に人を送り込み、工程を改善させるなどの生産指導が必要であったのでは。関口精機は、本田にとって中国で格安に作るからどうでもよい会社かも知れないが、中国は今後、賃上げが急激に進んでいくものと思われ、再度生産に支障をきたす恐れもある。
台湾の富士康では、既に台湾に無人化工場を作る計画を打ち出している。
 

[ 2010年6月18日 ]
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