アイコン 外壁材の動向/矢野研

外壁①2009年度の戸建住宅用外壁材市場は1億1325万㎡、前年度比12.0%減少
 新設住宅着工量の低迷が続くなかで、09年度の戸建住宅用(低層集合住宅含む)外壁材面積は新築用が9931万㎡、リフォーム用が1394万㎡の合計1億1325万㎡、前年度比12.0%減。

②戸建住宅で圧倒的シェアを占める窯業サイディングも市場規模は縮小
 戸建住宅用外壁材の中心素材である窯業サイディングは、09年度も更にシェアを高め、戸建住宅用(低層集合住宅含む)外壁材の素材別シェアを72.4%となった。しかし、この窯業サイディングにおいても他のほとんどの外壁材と同様に市場規模は縮小している。

③外壁材総需要量の低迷で重要となる各社の事業戦略
 外壁材は総市場規模の観点でみると厳しい状況にあり、素材間・メーカー間の競争・競合はますます激しくなっている。こうした状況下においては、企業間格差を大きく広げる可能性を秘めており、外壁材市場の参入企業各社の事業戦略が一層重要となってくるとしている。

 

[ 2010年10月22日 ]
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