アイコン ヤマト巧芸(株)/自己破産

店舗内装業者のヤマト巧芸(株)(東京都足立区綾瀬6-28-12、代表:磯貝努)は12月21日自己破産申請して破産開始決定を受けた。負債額は薬3億5000万円。破産管財人には田島正広弁護士(電話03-5215-7355)が選任されている。
同社は昭和59年3月店舗内装工事業を目的に設立された会社。ブティック、エステティックサロン、百貨店、レストランなど飲食店の内装工事を手がけていた。

しかし、長引く消費不況により百貨店や外食産業の売上高は落ち込み続け、新たなる出店や改装工事は限られたものとなってきている。同社はそうした影響を受け、競争激化、低採算から経営不振に陥り、今回の事態に至った。
店舗内装業界は総じてヤマト巧芸と同じ状況にある。不動産ミニバブルにより各地に大型商業施設ができたが、どこも予算はなく儲からず、今ではそうした施設の仕事もなくなり厳しい経営をしいられている。 

福岡では、新博多駅(阪急百貨店・東急ハンズ、飲食店街、アミュの専門店街・・・商業施設計8万㎡)の店舗内装が山を迎えている。その先の大型商業施設の新設は、福岡地所の「第2キャナル」及び橋本の「木の葉モール」、イオンモール「福津」などあるが・・・。
 

[ 2011年1月 7日 ]
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