アイコン (株)岡本スチール/民事再生申請

鉄鋼シャースリット業者(株)岡本スチール(大阪府堺市西区築港新町3-28、代表:岡本弘道)は3月7日、民事再生法の適用申請を行った。申請代理人は黒田紘史弁護士(電話06-6364-9275)ほか、監督委員には清水俊順弁護士(電話06-6365-5005)が選任された。負債額は5億円弱が見込まれる。
同社は昭和47年1月創業、平成元年5月法人化した鉄鋼シャースリット業者。

2010年2月期には年売上高約11億76百万円を計上していた。しかし本年になり、主要仕入先から、これまでの手形取引から現金取引に変更されたため、資金繰りが行き詰まり、今回の事態に陥ったとされる。
どこの取引先が急に手形取引を現金取引に今時申し出たのかと、同社に問い合わせたが、口止めされているようで不明のままであった。これが事実なら、大手の横暴であり許されるものではない。

 シャースリット業:コイル状の薄板や中厚板を連続切断機械にかけて、需要先や特約店が希望する大きさに切断するコイルセンターと、板状の薄板や厚板をシャーリング機械にかけて同様な加工をするシャーリング業者の総称。鉄鋼メーカーや需要先の様々な機能を代替しており、流通構造上欠かすことのできない存在

[ 2011年3月 8日 ]
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