アイコン 大牟田市 乗用車内で手投げ弾誤爆か

6日午後9時15分頃、福岡県大牟田市上官町1の道路脇で、乗用車から煙が上がり、車内にけが人がいるのを通行人が見つけ119番。
大牟田署は、車は正面から電柱に衝突、炎上、運転席と助手席に血を流した男2人、2人は病院に搬送されたが、死亡が確認された。
県警によると、2人はいずれも50歳代で、同市に本部がある指定暴力団九州誠道会の元組長らとみられるという。 

 近くの路上に拳銃のようなものが落ちており、車内からは手投げ弾のようなものが見つかった。 手投げ弾が誤って爆発した可能性があるとみている。
現場は誠道会本部事務所から約120メートル。 元組長は4月2日夜、同市大正町の路上で誠道会系組員2人が殺傷された事件の直前、近くのスナックで同会系組幹部(40)の顔を焼酎瓶で殴るなどしたとして、 県警が傷害容疑で逮捕状を取り、行方を追っていた。県警は内部抗争の見方をしている。

伊万里市では4月5日、SD戦争と見られる事件が発生、山元記念病院での見舞いから外に出たところを発砲され、暴関係者の1人が死亡、1人が軽症を負った。撃った男は車で逃走している事件が発生。SはDの中から喧嘩別れしており、抗争は厳しく長引いている。
3月6日には、福岡市内の九電会長宅と西部ガス社長宅に手榴弾が投げ込まれた。こちらは北九州市の関係といわれている。
指定暴力団が福岡県には全国一多い5つ、中には広域に活動している。昔、筑豊炭鉱(T)・北九州市の石炭荷役(K)・中洲の繁華街(F)・久留米の繁華街(D)・大牟田炭鉱(S)があった流れが今でもその血が流れている。
福岡県警は、止まらぬ暴力団事件に根を上げ、警察庁から菱川氏を招聘、本格的に対策に乗り出す矢先にこうした事件が矢継ぎ早に発生している。
 

[ 2011年4月 7日 ]
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