アイコン (株)カースタジオ/自己破産へ

(株)カースタジオ(大阪市浪速区桜川1-1-28、代表:齋藤真紀雄)は4月1日事業停止、事後処理を桑原秀幸弁護士(電話06-6457-7654)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約6億円。

自動車パーツの輸入販売の同社は、商品企画や生産指導を自社で行い、製造は海外協力工場に外注して、販路拡大、年商も04年3月期約3億円、09年期約12億円と成長を遂げていた。ところがリーマンショックで売上高が減じ、2010年期は約8億円まで降下、更に急激な円高で輸入為替ヘッジのためのデリバティブ損失も被り、資金繰りを悪化させ、今回の事態に至った。
海外生産委託など事業には、新鮮なものを感じるが、イケイケドンドンでは、こうした景気変動リスクに対応できない。成長時でも攻め6:守り4のバランスが必要である。
 

[ 2011年4月 8日 ]
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