アイコン 宮崎旅館元経営の(株)ユー・エム・ティー、(株)ユー・エム・ティー/特別清算

雲仙宮崎旅館の元経営(株)ユー・エム・ティー(長崎県雲仙市小浜町雲仙320、代表清算人:宮崎高幸)と関連の(株)エム・アール(同、代表清算人:宮崎高一)は4月18日、特別清算開始決定を受けていた。申請代理人は萬年浩雄弁護士(電話092-751-5006)ほか。負債額は㈱ユー・エム・ティーが約25億円、(株)エム・アールが約7億円の計約32億円。

 

 


(株)ユー・エム・ティーは、昭和4年8月創業、昭和38年9月に法人化されたホテル会社。雲仙を代表する観光ホテル「宮崎旅館」の運営を行っていた。
しかし、近年は観光客の減少により債務超過状態が続き、金融機関の主導により宮崎旅館を昨年3月(株)雲仙宮崎旅館に移管、昨年8月株主総会により解散を決議していた。

関連の(株)エム・アールは平成15年2月、旅館「半水慮」(雲仙から少し下った所)を買収する目的で、宮崎一族が設立した会社。高級旅館として知られていたが、客は不景気でガラガラ状態、儲けることもなく何もできず赤字垂れ流しで、昨年7月不動産を含む営業権を福岡県久留米市のユーコーリゾート(株)(ユーコーラッキーの関連会社)に売却、(株)ユー・エム・ティー同様、同社は昨年8月解散を決議していた。
 宮崎氏は地名士として知られるが、ただのボンボン。

雲仙宮崎旅館

[ 2011年5月13日 ]
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