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（株）ヤマガミ・（株）ヤマガミ商会／民事再生申請
建具製造の（株）ヤマガミ（埼玉県比企郡小川町中爪９９２、代表：関和常夫）と関連の（株）ヤマガミ商会（同、代表：関和喜好）は５月２日、東京地裁に民事再生法の適用を申請して保全命令を受けた。
申請代理人は坂東司朗弁護士（電話０３－３５４２－７８９０）ほか。監督委員には高木茂弁護士（電話０３－６２２８－４４８７）が選任されている。負債額は、（株）ヤマガミが約5億円、（株）ヤマガミ商会は約２億円の計約７億円。
同社はマンション等の木製建具業者であるが、ゼネコンに叩かれ、競争も厳しく、リーマンショック後は受注も減り、平成19年4月期9億円台あった売上高も10年期には6億円台まで減少、資材や外注費コスト（建付職人の燃料費等）も上昇して、金融機関に対して金融円滑化法に基づく元本返済の猶予措置を取っていたが、資金繰りが追いつかず今回の事態に至った。
今後は、東北大震災の特需の受注もあるかも知れず、買い叩きの客をカットしていけば生き残れるかもしれない。
[ 2011年5月10日 ]
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