アイコン リッカーマン(日本)(株)/自己破産

ヨハネス・リッカーマン社の日本総代理店リッカーマン(株)(東京都千代田区丸の内3-4-1、代表:平部吉貞)は5月11日、自己破産申請して破産開始決定を受けた。破産管財人には、北原潤一弁護士(電話03-3273-2600)が選任されている。負債額は約33億円。

同社は昭和9年ドイツの産業機械メーカーヨハネス・リッカーマン社の輸入総代理店、医薬品業界向けの商品充填ライン機器や印刷機・各種産業機械向け検査装置などを扱い、平成20年9月期には約57億円の売上高を計上していた。
しかし、リーマンショックによる産業界の設備投資の縮小により、売上高は落ち込み、同22年9月期には約36億円まで減少、億単位の赤字に陥った。また、東日本大震災の影響から受注は更に落ち込み、資金繰りも悪化、リッカーマン本体からの支援もなく今回の事態に至った。
 

[ 2011年5月16日 ]
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