(株)オオタケ産業/自己破産へ
プラスチック品及び金型製造(株)オオタケ産業(栃木県足利市問屋町1177-8、代表:大竹誠二)は5月17日、事後処理を小川昌幸弁護士(電話0276-47-7044)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約6億円。
同社は、昭和59年7月設立された自動車用のプラスチック部品製造会社。試作品から金型・製品まで製作していたが、リーマンショックで自動車産業がズタズタになり、大幅な設備投資の見直しがあり、売上不振に陥った。
最近では、新興国向けなど少し回復してきていたものの、本格回復に至らず、また3月11日の東北大地震により国内の自動車産業は大幅な減産体制になっており、同社は先行きの見通しもたたず、今回の事態に至った。
[ 2011年5月19日 ]
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