アイコン 菅"卑劣"原発停止は手柄横取り!バカ丸出し会見で尻拭いも

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言った、言ってません。止めた、止めません。 こんなみっともない政権は鳩山内閣以来である。
いいかげんにしてくれよ、民主党。
もうここまでくれば、ヘラヘラ男の菅にも菅とその不愉快なメンバーに政権担当能力もその資格もないことはさすがの日本国民も十分に理解した。東電の現場の所長が単独の判断で海水注入を継続していたのは痛快だし天晴れである。
幼稚園生なみの菅やその不愉快なメンバーの意向を聞いて海水注入を中止していたら、被害はもっと拡大していた。史上最悪の菅とその不愉快なメンバーの排除は急務である。ヘラヘラ男、菅直人がフランスにそのまま亡命することを切に希望する。

★鈴木哲夫の核心リポート
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110526/plt1105261618004-n1.htm (2011.05.26)

浜岡原発停止要請でも、菅首相の救いがたい軽薄さが事態を混乱させていた(写真はコラージュ)【拡大】
東京電力福島第1原発1号機の海水注入を中断させた疑惑が深まっている菅直人首相。その“浅慮”がまた明らかになった。数少ない得点のひとつとされる中部電力浜岡原発の停止要請会見で、事の本質を十分理解しないまま、事実と異なる発表をしていたのだ。浜岡原発停止は経済産業省が事前に綿密な根回しをしていたが、功名心に駆られた菅首相が手柄を横取りするように発表したため、軋轢を生んでいるという。20年以上、永田町や霞が関をウオッチしている政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が核心に迫った。

 「分かった。あとはこっちでやるから」

 5月6日、海江田万里経産相から浜岡原発停止の報告を受けた菅首相は、そう言って話を引き取ろうとした。

 報告した海江田氏は、これまで時間をかけて、この問題の準備を進めていた。すでに自らの会見の文言もできあがりつつあった。不満を込めて言い返した。

 「記者会見はこっちで準備しています。私の方でやるのがいいと…」

 しかし、菅首相はまったく耳を貸さない。

 「こっちでやる」

 高揚した菅首相はその日の夜に緊急記者会見を行い、中部電に対して浜岡原発の停止を要請したことを発表した。

 原発そのものに不安を抱く世論は、おおむね首相の行動を評価。「これこそ政治主導。しかも支持回復につながった」と首相側近は自画自賛した。

 しかし、取材を進めると、そこには、おいしい話にはお構いなしに飛びつく菅首相の相変わらずの「場当たり」ぶりがあった。その証拠が、菅首相が会見で発した「87%の確率」という数字。海江田氏はその尻拭いに追われたが、地震の恐怖はいまだに独り歩きしている。

 海江田氏や経産省が浜岡原発停止について検討を始めたのは3月末。福島第1原発の事故対応で後手に回り、批判を受けている所管官庁として、何とかこれを挽回するための手立てだった。

 ある経産官僚が経過を明かす。

 「大臣から指示され、中部電力側とずっと下交渉を続けてきた。浜岡は国の耐震基準も満たしているし、震災のあとに指示した緊急安全対策にも対応していたから、『ただ止めろ』というのはいくら何でも理由がつかなかった」

 そこで、5月5日に海江田氏自らが現地視察し、その後の停止の大義について、次のようなすり合わせをしていたのだ。

 「会見では『浜岡原発は東海地震87%の確率に対しての備えは十分ある』と、まず中部電力側の対応を肯定する。そのうえで、『しかし、今回の(東日本大震災の)ような連動型地震による想定外の津波もある。特に、東海地震に東南海、南海地震が連動する事態に対しては想定していない。そこを、もう一度、検証するのでそれまで停止してほしい』という理由づけをすることにしていた。中部電力側も『それなら顔も立つし、止める大義もある』ということになっていた」(同)

 

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 ■あまりに思慮の浅い行動

 ところが、ここぞとばかりに飛びついた菅首相は、こうした複雑なプロセスについて海江田氏や経産省から事情もまともに聞かず、高揚したまま会見に臨んだ。

 結果、重要な部分を飛ばして、「浜岡で事故が発生すると日本社会全体に甚大な影響がある」という、浜岡の危険性をいっそう印象づけたのだ。

 しかも、「文科省によると30年以内にM8の東海地震が発生する可能性は87%と切迫しているから、その対応が必要」と述べたが、実は87%は以前から公表されていた数字である。中部電にしてみれば、「政府の言う通り、今まで対策は十分やってきていたのに」とメンツを潰された格好になってしまった。

 海江田氏が急きょ、同じ日に会見を開いて説明し直したのは、菅首相のこうした理解不足と言葉足らずをフォローするためだったのだ。

 「中部電力が臨時取締役会で一度決定を流したのは、菅首相への明らかな抗議。あの首相会見は『浜岡は危険』という認識を植え付けただけで、地元自治体も困惑している。住民は、首相が根拠とした87%という数字に振り回され、引っ越しを考えている人も増えている」(静岡選出国会議員)

 トップの思慮があまりにも浅く、メッセージがあまりにも軽いことこそが「未曾有の危機」なのではないだろうか。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、東京MXテレビ編集長などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など多数。  

[ 2011年5月26日 ]
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