アイコン 佐賀県古湯温泉の(株)吉花亭/民事再生申請

佐賀県古湯温泉(株)吉花亭(佐賀市富士町古湯556、代表:朽網寛)は5月30日、東京地裁へ民事再生法の適用申請を行った。申請代理人は嵐麻衣子弁護士(電話03-5562-8500)ほか、監督委員には田口和幸弁護士(電話03-3273-2600)が選任されている。負債額は約13億円。

同社は平成10年9月オープンした「吉花亭」(客室数38室、収容員約250名)という後発の温泉旅館(ホテル)。古湯温泉で最大規模の旅館として名を馳せ、平成14年3月期には10億円以上の売上高を計上したが、不況が深刻化するなか本年3月期には4億円台まで売上高が落ち、建築資金の過大な借入もあり、経営危機に陥っていた。
 同社は、(株)福岡キャピタルパートナーズ(福岡市)と(株)アゴーラ・ホスピタリティーズ(東京都千代田区)が、スポンサーとして支援予定となっている。
 「大きいことはいいことだ」は昔のこと、飛行機も機能・効率重視で小型化している世の中である。
 佐賀の温泉地帯は、嬉野温泉・武雄温泉など、どこも集客不足で苦しく、行動派の古川知事に期待がかかっている。
 

[ 2011年5月30日 ]
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