アイコン オゴー開発(株)/民事再生申請

土木工事のオゴー開発(株)(岡山市南区西市522-1、代表:湯浅吉光)は6月27日、岡山地裁へ民事再生法の適用を申請した。申請代理人は小林裕彦弁護士(電話086-225-0091)。負債額は約18億円。

 同社は昭和45年8月設立の土木工事会社。高速道やバイパス道路工事に強く、道路壁の法面工事に多くの実績を有し、10年前は30億円弱の売上高を計上して地場大手の土木工事会社の一角であった。
しかし、ここ10年公共工事は、国民が目先の利権の政治家や政治家でもないような人物にしか投票しないため、景気は悪化、公共工事の発注も大幅に減少してきた。
その結果、同社は平成22年7月期には約12億円まで売上高が減少、さらに、昨年9月自動車部品や農機具の塗装を手掛けていた(株)トシモリに億単位の焦げ付きが発生、リストラなど敢行していたが、これ以上資金繰りを支えきれず今回の事態に至った。
 

[ 2011年6月30日 ]
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