アイコン 輪島漆器の(株)大向高洲堂/自己破産へ

輪島塗輪島塗漆器製造の(株)大向高洲堂(石川県輪島市二ツ屋町645、代表:大向稔)は9月20日事業停止、事後処理を三林隆弁護士(電話0767-52-0682)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約13億円。

同社は昭和23年4月創業の大手の輪島塗漆器製造業者。数百万円の屏風から日用品まで製造、全国の百貨店などで販売されていた。しかし、以前は15億円以上の売上高を計上していたものの、平成21年1月期には6億円台まで売上高が下落、そのため借入負担が重たく圧し掛かるようになり、苦しい展開をしいられていた。平成23年1月期は更に3億円台の売上高まで減少、先行きの見通しも立たず、これ以上支えきれず、今回の事態に至った。
輪島塗の製作では、多いものは100工程以上必要であり、製作も半年以上必要。そうした伝統ある漆器に対し、貧乏人は更に貧乏人になり、金持ちは儲けているにもかかわらずケチり、買わなくなってしまった。
お金の循環が少なくなればなるほど、景気は悪化するが、財界主導で、新規雇用者は派遣社員・契約社員ばかりとなり、貧乏人を大量創出。使うお金も限られ、これではお金の循環の先行きは不況あるのみ。公務員さんたちだけが、豊かな日本である。

[ 2011年9月22日 ]
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