アイコン 東洋建材(株)/自己破産へ

住宅造作材製造の東洋建材(株)(福岡県久留米市山本町耳納236-1、代表:国武秀則)は5月31日事業停止、事後処理を堺紀文弁護士(電話0942-38-9404)ほかに一任して、自己破産の申請準備に入った。負債額は約7億円が見込まれている。

同社は昭和30年創業のマンションや住宅用のクローゼットや収納家具部材を現場対応で製作、以前は10億円近い売上高を計上していたが、最近では、福岡銀行はじめ地場銀行が、マンションデベロッパーに対して融資を控えていることから現場が建たず、同社は受注不振に陥るとともに競争から受注単価減に陥っていた。平成22年5月期の売上高は約4億円まで落ち込み、今回の事態に至った。

なお、福岡銀行は、地場デベロッパーには融資を極力控えているものの、ワールドインテックの首都圏での不動産取得などには、汗だくになり積極的に融資している。地元には冷たい銀行である。
 

[ 2011年6月 1日 ]
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