アイコン マルトミ工業(株)&エムジーエス(株)/自己破産へ

法面工事のマルトミ工業(株)(鹿児島市伊敷5-30-1、代表:精冨三丸)と関連の建機リース業のエムジーエス(株)(同、同)は5月31日事業停止、事後処理を堂免修弁護士(電話099-225-4700)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は、マルトミ工業(株)は約3億5000万円。

同社は平成22年7月期の売上高は7億4916万円を計上、経常利益499万円、自己資本2億0569万円、自己資本率36.6%と財務数値的には問題ない会社であったが、固定資産が2億9414万円計上されており、評価損などの実態が反映されていない決算であった。決算書が信用できない典型的な例であろう。 
銀行は実態を熟知しており、そのため新たな融資を銀行から引き出せなかったと思われる。
同社は、公共工事の減少が、受注競争激化を招き、低採算となり、赤字工事から実際の経営実態は、疲弊した内容となっていた。
 

[ 2011年6月 2日 ]
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