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「退陣しなければ裏切り」=首相会見に不快感-国民新幹事長(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011060300006

菅首相

国民新党の下地幹郎幹事長は2日夜、菅直人首相が記者会見で自らの退陣の時期を明言しなかったことに関し、「国民も政治家も首相の(退陣)発言を信じている。それを裏切るとすれば、日本の政治全体の信頼が国民、国際社会からも失われる」と不快感を示した。都内で記者団に語った。
 また、首相と鳩山由紀夫前首相の会談に同席した平野博文元官房長官は取材に対し、「両氏の確認文書を否定するならば即時退陣を求めていく」と強調した。(2011/06/03-00:05)(時事ドットコム)

 

http://www.mikio.gr.jp/blog/index.php (ミキオブログ)
内閣不信任案が否決

菅内閣の不信任案が否決されました。

しかしながら今日のこの否決は、菅総理を信任したと解釈するには程遠いものがあります。

それは、菅総理が辞任をするということを明確にしたことが、否決の最大に理由であるからであります。

菅総理が示威を表明したのは、間違いなく不信任案が可決されるだけの造反が集まったことに対する判断でありました。

厳しいけれども、それが現実であります。

民主党と連立を組む国民新党の幹事長である私もそうでありますが、党を預かる民主党の岡田幹事長も、賛成票がこれだけ集まったことを反省すべきであります。

菅総理が、これまでに追い込まれる状況をつくった責任は重い。

民主党内をまとめきれないということに責任があると思います。

責任の取り方については、自ら決めることが政治家のルールであります。

しかし、総理が辞めるということを明言しなければ不信任案が否決できなかったことは、まったく恥ずかしい限りです。

私どもの亀井代表が午前中、官邸を訪ね、菅総理と会談し、辞任を明確にすることを進言いたしました。

亀井代表は正直、菅総理がここまで追いこまれていたことに驚きがあったかもしれません。

しかし、亀井代表の政治家としての動物的感性というか、菅総理が辞めることを明言しなければ日本の政治がおかしくなる、東日本大震災の被災地の復興ができなくなるという思いが、この行動を生んだのだと思います。

それだけに、亀井代表の政治家としての感性には、すぐ傍にいて見る者として驚くばかりであります。

昨日の夜からの亀井代表の動きが、民主党が分裂しなかった最大の要因だと確信しております。

あとは今後、どうやってまとまっていくか。

亀井代表が言う「小沢元民主党代表を座敷牢から引っ張り出す」ということを、どこまでできるか。

そして、造反した人たちを絶対に処分することなく融和策で包み込むことができるか。

政策ももちろん大事でありますが、人を大事にする、そういう政治を行わなければなりません。

[ 2011年6月 3日 ]
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