アイコン (有)杉本商店/弁護士一任

刺繍レース製造の(有)杉本商店(石川県金沢市窪6-284、代表:杉本高明)は6月15日事業停止、事後処理を塩梅修弁護士(電話076-234-6606)ほかに一任した。負債額は約7億5000万円が見込まれる。

同社は昭和54年10月創業の刺繍レース製造業者。婦人服に使用される刺繍レースの製造を手がけ、平成22年7月期には約12億円の売上高を計上していた。
それまでは特に破綻する会社ではなかったが、6月10日民事再生法の適用申請を行った大口取引先の㈱ニッセン(大阪)に2億11百万円の焦げ付きが発生して、高額過ぎた焦げ付きに、対応できず㈱ニッセンに連鎖して今回の事態に至った。
 再建のため民事再生法の適用申請を行う会社は計画的に行うことができるが、不意打ちを喰らう取引業者はたまったものではない。

 

[ 2011年6月17日 ]
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