中洲製紙(株)/自己破産へ 岐阜市にもあった中洲
中洲製紙(株)(岐阜市中洲町21、代表:河村正彦)は6月20日事業停止、事後処理を川島和男弁護士(電話058-264-1813)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約8億5000万円。
同社は、古紙のリサイクル製品製造会社で、チリ紙・トイレットペーパーなど製造していた。しかし、原料の古紙が高騰したにもかかわらず、販売価格は、デフレ下でもありスーパー等の要望から上げられず、赤字体質になっていた。
古紙よりバァージンの方が、製造コストが安いことに起因している。
古紙リサイクルは、家庭で整理して回収してもらっても、こうした企業が倒産するような国の政治では、リサイクル事業など中途半端にならざるを得ないだろう。
官庁や天下りの全施設は、リサイクル品を使用するなど国や地方の政策が必要。原発問題を契機にいろいろ考えさせられる。
[ 2011年6月21日 ]
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