石原建設(株)/自己破産へ
土木工事の石原建設(株)(愛知県安城市和泉町中北79-1、代表:石原和子)は7月7日事業停止、事後処理を荻原典子弁護士(電話052-211-2236)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約7億円。
同社は昭和28年3月創業の護岸工事や道路工事を得意とする土木工事会社。名古屋新国際空港などに従事した平成16年5月期は約14億円の売上高を計上した。しかし、その後は大型工事もなくなり、総じて公共投資工事が減少して平成22年5月期は約8億円まで売上高が落ち込み赤字となっていた。その上、本年代表が亡くなり、奥さんが継ぎ頑張ったものの財務体質は脆弱で、自己資本は29百万円(内、資本金23百万円)しかなく、資金繰りに窮し、今回の事態に至った。
[ 2011年7月11日 ]
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