(株)ラハイナコーポレーション/破産開始決定
(株)ラハイナコーポレーション(愛知県名古屋市東区東桜1-3-7、代表:中西芳比朗)は7月27日、名古屋地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には山田尚武弁護士(電話052-223-5555)が選任されている。
負債額は約65億円が見込まれる。
同社は、昭和62年3月創業の携帯電話販売会社からのスタートであった。その後ソフトウェアの開発なども行うようになり、事業分野を広げ、ファンドバブル後期には不動産事業へも進出していた。そのかいあって平成20年3月期には売上高80億円の売上高を計上して、我が世の春を満喫した。ところが、同年10月のリーマンショックで、すべてがペシャンコになり、平成23年期は売上高こそ約29億円を計上したが、資産の評価損計上により、約34億円の赤字を計上、大きな債務超過に陥った。
支払遅延など起こしながらも、そのまま経営している経営陣たちに対して、債権者が経営陣の報酬などによる資産の目減りを案じ、第3者破産申立てを行ったものである。
[ 2011年7月29日 ]
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