アイコン オールサッシ販売(株)/自己破産

新日軽サッシの販売のオールサッシ販売(株)(愛知県名古屋市千種区今池4-15-3、代表:大澤勇二)は8月30日、東京地方裁判所に自己破産を申請した。申請代理人は市野澤要治弁護士(電話03-5283-7251)。負債額は約43億円。

同社は昭和47年4月に設立された新日軽サッシを扱うサッシ販売及び工事。以前は130億円以上の売上高を計上していたが、リーマン・ショック後は建築不況に陥り、同社も連れて売上高を落とし、平成23年3月期の売上高は約70億となっていた。
主要取引先の新日軽も経営不振から住生活グループに糾合され、メーカー営業も少なくなり、また焦げ付きが各地で散発、高松組(福岡)、栗本建設工業(大阪)、穴吹工務店(高松)などに焦げ付いていた。
元々サッシ業界は、トステム一人勝ちの価格破壊の業界であり、薄利での営業となっており、売上高不振に加え、こうした焦げ付きの発生に、同社は財務体質を脆弱化させ、資金繰りにも限界に至り、今回の事態に至った。

福岡でも安値で積極的に受注していた。残念。
 

[ 2011年8月31日 ]
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