アイコン (株)シンセベース/自己破産へ

ソフト開発の(株)シンセベース(東京都千代田区有楽町2-2-1、代表:山崎成)は7月29日事業停止、事後処理を村本道夫弁護士(電話03-5532-1156)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約6億円。

 同社は平成4年10月設立のソフト開発業者。同社は、アパレル業界用の商品管理システムをベンダー向けに、美容室・サロン用のパッケージソフト開発・その他耐震向けなどのソフトを開発するなど幅の広いソフト開発業者であった。平成20年3月期には約14億円の売上高を計上していた。
しかし、リーマンショック以降、企業の設備投資の抑制は管理ソフトにも及び受注は減少を続け、平成22年3月期の売上高は約9億円まで減少、開発費負担などで約4億円の赤字を露呈した。その後いろいろ対策は取ったものの、受注環境は変わらず、3月の東日本大地震で更に受注は悪化した。そのため、資金繰りも限界に来て今回の事態に至った。

[ 2011年8月 4日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
Google サイト内検索