蔦屋建設(株)/事業停止 倒産
蔦屋建設(株)(埼玉県飯能市八幡町4-3、代表:加藤恵一)は8月5日事業停止、事後処理を渡辺千古弁護士(電話03-5256-5591)ほかに一任した。負債額は6億8,000円が見込まれる。
同社は昭和8年創業の地元では老舗の建築業者。官庁工事や元請・大手ゼネコンの下請工事などにより、ビル建築から戸建・リフォーム工事まで行ってきた。
しかし、官庁工事の減少に加え、リーマンショック以降は民間工事も減り続け、競争から採算性も悪化、平成22年4月期の売上高は4億07百万円、経常利益段階で▲9百万円の赤字を連続して露呈させていた。
そうしたことから、財務内容が悪化、1%未満の自己資本に陥るなど、金融機関の信用も失墜、今回の事態に至った
平成22年4月期 /百万円 | |||
流動資産 | 368 | 流動負債 | 162 |
固定負債 | 524 | ||
固定資産 | 319 | 自己資本 | 0.5 |
(資本金) | 48 | ||
総資産 | 687 | 687 | |
自己資本率:0.079% |
[ 2011年8月 9日 ]
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