同社は、元々福岡市天神のデパート旧岩田屋が作った（株）岩田屋クレジット。ピーク時の会員は約３８万人もいたが、経営者であった中牟田一族のバブル期の拡大路線が仇となり、業績が急低下、呉服町の三洋信販（株）が６６％を出資して子会社化（実質売却）した。その三洋信販も平成１９年プロミスの子会社（その後吸収合併）に。（株）エージーカードは、更にキャッシング部門とクレジットカード部門に会社分割、殆どの業務を（株）エージークラブ（福岡市）に承継した。それにより同社は負債だけを抱え会社機能をなくしていた。
　負債だけ（債権者：プロミス）を抱える同社を、親会社のプロミスが特別清算するもの。プロミスは、引当金を既に積んでおり、決算への影響は殆どないとしている。