アイコン 水浄化「NACシステム」のサワテック(株)(福岡市)/自己破産へ

水浄化システム「NACシステム」のサワテック(株)(福岡市東区社領2-21-20、代表:澤田善行)は11月8日事業停止、事後処理を岡崎信介弁護士(電話092-771-5024)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約3億7,000万円。

同社は平成6年7月に設立された環境関連製品の設計・製造会社。オゾンを活用した水浄化システム「NACシステム」を開発して、食品工場などの工業用水の水処理向けに、水処理のプラントメーカーや官庁向けに販売されていた。しかし、不景気で企業の投資も減少、官庁ニーズも予算縮小で限られ、平成21年3月に約3億5000万円あった売上高も平成23年期には9000万円台まで落ち、債務超過に陥っていた。
同社の水処理システムは、過去、科学技術振興財団ベンチャー事業の認定や九州環境ビジネス大賞などを受賞していた。
地元ではベンチャー企業として有名であったが、これほどまでに不況が長くなると、企業は設備投資も控え続け、こうした企業は苦しい展開をしいられる。
 

[ 2011年11月 9日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

※Google・Yahoo japan!・Twitter・ライブドア・はてな・OpenID でログインできます。

コメントする

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
九州倒産情報
日本一たい焼き
サイト内検索