大瀬建設産業(株)(延岡市)/弁護士一任
土木工事の大瀬建設産業(株)(宮崎県延岡市出口町10-5、代表:吉岡宣彦)は11月16日、事後処理を石渡一史弁護士(電話092-731-6402)ほかに一任して、債務整理に入った。負債額は平成22年7月期段階で約4億7千万円。
同社は昭和29年10月創業した土木工事業者。主に道路法面工事やアンカー工事を手がけ、以前には18億円以上の売上高を計上していた。しかし、頼りの官庁工事が財政悪化により減少し続け、平成22年7月期には4億5千万円まで売上高が落ち、赤字となっていた。
この間、対策として産廃事業や学習塾・飲食店経営などへ展開していたが、どれもこれも不調に終わり、本体事業の悪化により資金繰りを支えきれず、今回の事態に至った。
大瀬建設産業(株)平成22年7月期 /百万円
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流動資産
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940
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流動負債
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425
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固定負債
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50
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固定資産
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129
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自己資本
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594
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(資本金)
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20
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総資産
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1,069
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1,069
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自己資本率:55.5%、売上高4億58百万円、経常損失-31百万円
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[ 2011年11月18日 ]
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