アイコン カセツ産業(株)/自己破産申請

仮設資材のカセツ産業(株)(岩手県岩手郡雫石町七ツ森80-1、代表:村中寛ほか)は11月25日事業停止、事後処理を渡辺正和弁護士(電話019-604-6321)に一任して、盛岡地方裁判所へ自己破産申請した。負債額は約6億5,000万円。

 同社は昭和57年4月に仮設資材のリース・レンタル会社。ほかに土木工事も行っていたが、官庁工事の減少から、仮設資材のニーズは減じ、競争も激化して売上高・採算性とも悪化させてきた。以前は19億円近い売上高を計上した時期もあったが、平成18年3月期には12億円台まで売上高を落としていた。その後関東支店を開設して巻き返しをはかり、大手ゼネコンに食い込み前期の売上高は16億円台を回復したものの、利益率に乏しく、赤字を露呈していた。大量の震災復興工事を目前に控え、資金繰りに行き詰まり今回の事態に至った。
 

[ 2011年11月29日 ]
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