アイコン (株)平安鉄工所/自己破産へ

鋼材や部材の溶接加工の(株)平安鉄工所(大阪府岸和田市臨海町20-2、代表:前田裕之)は10月31日事業停止、事後処理を野口大弁護士(電話06-6366-6226)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約5億円。

同社は昭和24年4月創業の鋼材の溶接加工業者。舶用エンジン部品はじめ、減速機部品、建機部品、産業機械部品、橋梁・水門、鋼構造物の溶接加工を扱い、平成20年3月期には約9億5000万円の売上高を計上していた。しかし、公共投資の減少から、官庁関係工事用の部材加工が激減、民生用も不況で受注が落ち込み平成23年期は5億円弱まで売上高を減少させていた。資金繰りがこれ以上耐えられず、今回の事態に至った。
 

[ 2011年11月 1日 ]
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