アートハウヂング(株)/自己破産へ
住宅内装材の製造販売施工のアートハウヂング(株)(東京都中央区日本橋蛎殻町1-30-5、代表:福島良一)は1月4日事業停止、事後処理を荻原富保弁護士(電話03-3580-8144)に一任して、自己破産申請の準備に入った。負債額は約9億円。
同社は昭和62年4月設立の住宅内装機器の製造販売施工会社。洗面台、バスユニット、キッチンユニットなどオーダー品の製造から施工まで手掛け、平成19年9月期には約29億円の売上高を計上していた。しかし、リーマン・ショックにより住宅事情が一変して、受注不振に見舞われ赤字に転落債務超過に陥り、昨年3月の東日本大震災後は更なる営業不振に、また材料も品不足から値上がりして高コストとなり、厳しい採算ベースとなっていた。その後も受注は改善せず、これ以上耐えられず今回の事態に至った。
[ 2012年1月 6日 ]
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